地球環境に優しい「水なし印刷」システムを構築
従来のオフセット印刷では、VOC(揮発性有機化合物)など各種 有害物質を含んだ「湿し水」を使用します。「水なし印刷」では、こうした有害な廃液を一切出しません。また、「湿し水」の循環冷却などの作業がなく刷版・印刷工程における二酸化炭素 (CO2)排出量の削減にも寄与します。この「水なし印刷機」の導入と画像データを直接版に焼き付けるため廃棄物となるフィルムを使用しないCTPとの組み合わせにより、地球環境に優しい印刷システムを構築し、多くのお客様の環境レポートや会社案内などに採用されております。
水なし印刷で、より高精細で美しい仕上がりの印刷を実現
「水なし印刷」は、「従来のオフセット印刷」と違ってインキが水でにじむことがありません。よって、「水あり印刷」ではどうしても避けることができなかったドットゲインによる色調の変化も「水なし印刷」では解消。点の一つひとつがくっきりと再現され、高精細で美しい仕上がりの印刷物を得ることができます。さらに、凹凸の大きい上質紙やマット紙、和紙などの場合でもデータどおりの円形のアミ点を用紙上に確実に再現。より美しい印刷物、より正確な印刷物を求めると、答えは「水なし印刷」にたどり着きます。
「水なし印刷」を通じて、CSR及び環境活動を支援
CSR(企業の社会的責任)として、 安心・安全な商品やサービスの提供、公正な事業活動の推進、コーポレートガバナンスの向上は勿論のこと、特に環境への取り組みを積極的に推進しております。CSR及び環境課題への活動の一環として、日本WPA(日本水なし印刷協会)に加入。水なしオフセット印刷に関する営業および営業に係る製品の開発に取り組んでおります。「水なし印刷(バタフライマーク)」は、日本WPAのメンバーである弊社で「水なし印刷」する印刷物に入れることができます。